SBT(Science Based Targets)認定取得に関するお知らせ
株式会社動力は、環境保護の機運を自社および業界に変革を促すものとして前向きに捉え、SDGsの達成に貢献する活動の一環として、中小企業版SBT認定を取得いたしました。
2019年度のScope1とScope2のCO2※排出量は155.8tであり、これを基準として2034年までに63%の削減を目標としています。 ※本記事では、温室効果ガス(GHG)をCO₂と表記します。
<株式会社動力のCO2排出量削減の取り組みについて>
- Scope1のCO2排出量削減に向けた取り組み
主な排出源となる社有車の燃料消費量を抑えるため、今後導入・更新する車両にハイブリッド車などを候補に加えるほか、業務上の運行に当たっても行程を見直し、効率化を図ります。
- Scope2のCO2排出量削減に向けた取り組み
オフィスでの節電を第一に掲げ、全社員が節電に努めます。その上で、オフィスで使用する機器等を省エネ型のものに替え、電力消費そのものの低減を図ったり、購入する電力の再生可能エネルギーの比率を高めるなどを検討して、削減に向けた取り組みをおこないます。
- Scope3のCO2排出量削減に向けた取り組み
Scope3のCO2排出量の算定に向けて準備しています。
<株式会社動力の環境方針>
当社は、環境保全活動を経営の重要課題 の一つと位置付け、以下を取り組みます。
- 少しでも多くの太陽光発電を設置し、CO2の削減 を努めます。
- 商品企画・開発段階において、環境負荷低減と環境配慮 に努めます。
- 有害化学物質の使用などに配慮し、地球の汚染防止 に努めます。
- 法令順守環境に関連して適用する法令、及び当社が同意する要求事項を順守 します。
- 省エネルギー・効率的業務の推進など、業務の効率化を図り 環境保全活動に努めます。
- 商品の仕入れ段階から環境負荷の小さい製品を優先的に選ぶ よう努めます。
- 環境方針が常に社会の環境意識と調和を保つよう定期的に見直し ます。
- 環境方針を社員一人一人に周知させ、全員が理解し、行動できるよう教育・啓蒙活動 をします。
- 環境目的・目標を設定し定期的見直しを行い、継続的改善 を図ります。
<動力SDGsアクションプラン>
当社は、将来世代が安心して暮らせるよう、以下のとおり「動力SDGsアクションプラン」を策定しています。
- 太陽光発電・蓄電池のさらなる可能性を切り拓く
- 全国で施工を担う事業者として、運用・保守の責任を全うする
- 新事業「廃プラスチック再資源化事業」に挑む
- 多用な人材が、能力を発揮できる仕組みを創る
- 目標を確実に達成するために基礎となる人の成長を促す「教育」を強化する
<パリ協定>
世界198の国・機関が参加する国連気候変動枠組条約に基づいて、2015年にフランスのパリで開催された第21回締約国会議(COP21)で採択された、最新の国際的な取り決め。パリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて 2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」目標を定めています。
<SBTイニシアティブ>
SBTは、温室効果ガス排出量に関して、パリ協定が求める「年間4.2%以上の削減」という水準を目安に、企業が設定する具体的な削減目標のことです。
SBTイニシアティブはパリ協定の目標達成を目指して、SBT認定を含め、企業や組織の気候変動への取り組みを支援する国際的な組織です。